続・英国暮らしのなぞ

iwayou2009-02-06

こちらでは学生や若い社会人はハウスシェアをするのが一般的です。生活に必要な物がほとんど揃っていて、一人で部屋を借りるよりとても安く住めるので、良いハウスメイトに恵まれれば、とても良いシステムです。私は運良く、快適な家ととても良いハウスメイトに出会えたので、住空間にはとても満足しています。
電気・ガスなどの契約は、ハウスメイトで分担し契約者になって、請求書がくるとみんなで分けて支払うわけです。人の出入りもけっこうあるので、今回電話とブロードバンドの契約者を以前住んでいた人から変えることになりました。
名前を変えるだけでも1週間以上かかるようですが、電話は回線が止まることもなく契約切り替えできたようです。しかし「ブロードバンドは手続きのため何月何日から最長5日間止まります」と言われました。工事があるわけでも無いのに・・・と思いましたが、まあしょうがありません。
指定された日に電話会社から確認の電話がくるとの話でしたが来ませんでした。ちょうど大雪でいろんな機能がストップした日だったので、まあそうだろうな、と思いましたが、夜中に確かにブロードバンドが止まりました。おお、ちゃんと予定通りことが進んでいる、と思いました。
翌日、学校から帰るとハウスメイトが「なんかうちの電話番号かわってるんだけど」と言います。勝手に電話番号を変えられていたのです。さっそくハウスメイトが電話会社に問い合わせをし、前の番号に戻すようにいいました。電話先の女の子は「わかりました、少々お待ちください」と言いました。保留音が少々流れた後、戻ってきたときに言ったのは「お客様の新しい番号はXXX…」…第3の新しい番号でした。
「保留の間チャットかカップオブティーでもしてたんじゃないの!?2分前の仕事も覚えて無いじゃない!」と普段穏和なハウスメイトも怒ります。とにかく電話番号を元に戻すように言い、一応元に戻してもらうことになりました。
ブロードバンドに関しても確認したところ、私たちの変更申し込みは契約キャンセルにされていました。ブロードバンドが止まったのは、変更手続きに入ったからではなく、電話番号が変わってブロードバンド契約はキャンセルされたからだったのです。
とにかく再契約することになり、1週間後に新しい接続キットが届けられるまでブロードバンドは使えないと言われました。
そしていま、なぜかつながらないはずのインターネットが使えています。電話番号は変えられたままです。新しいブロードバンド契約が始まる日になにが起こるのかはわかりません。