お引っ越し

iwayou2008-12-15

イギリスに帰ってきて1週間ちょっと。家とハウスメイトがみつかり、土曜日の朝に引っ越しました。家はイギリスによくある二軒がつながったデタッチドハウスで、PhD studentとハウスシェアです。裏庭があって、庭に面してサンルームがあるのがお気に入りです。学生やポスドクが入れ替わり立ち替わり住んでいる家なので、当然だれもガーデニングなどせず庭は荒れ放題ですが、木がたくさんあってアオガラやエナガがやってきます。春になったらサンルームで朝食を食べるのが、今から楽しみ。私の部屋は裏庭に面して大きな窓があるので、窓辺には双眼鏡がスタンバってます。
 なかなか良いお部屋でしょ?
ダブルベッド、デスク&チェア、チェスト、姿見、クローゼットと、部屋はfurnished(家具付き)なのですぐに暮らせます。初期投資はシーツなどと食器を少し買ったくらいで100ポンドくらいで済みました。日本から船便で送った荷物も届いたし、快適快適。
でも、引っ越しした次の朝に事件は起こったのです。朝6時、シャワーを浴びようとしたらシャワーヘッドからちょろちょろ水が漏れています。ん?と思いつつもシャワーを浴びて、水を止めようとしたら水が止まらない!あれー、と思って壁についている水量調節のダイヤルをひねっていたらダイヤルごとはずれて、壁の水道管から水が噴出!!あっという間にバスルームの床は水浸し(そしてイギリスのバスルームは、日本のバスルームの様に防水がしっかりしている訳ではないふつうの床)。ハウスメイトをたたき起こして「水の元栓とめて!元栓どこ?」と聞いても誰も知らない。そうこうしている間にバスルームの階下のキッチンに水漏れ、漏電する始末。ブレーカーを落とし、隣の家のおじさんを呼んで水の元栓を見つけてもらい、水が止まった頃にはキッチンも水浸し…。
ともかく水漏れ修理を頼まねば、とタウンページに載っている24/7サービス(24時間週7日いつでも、ってこと)に電話をかけまくるもどこもつながらなかったり来てくれなかったり…どうもイギリスの24/7は日曜は働かないようです。嘘つき!!
結局月曜に家の管理会社に連絡し、その日の夕方にはシャワーは直りました。いきなりの大事件でしたが、おかげでハウスメイトがとっても良い人でしっかりしていてきれい好きということがわかりました。あと、配管工はplumberって言うって知りました。
住所が決まったので、銀行口座も無事開けました。通常、住所の証明として要求されるutility bill(公共料金の請求書)は無いものの、Paulにreference letterを書いてもらい、work permitを見せたらすんなりいきました。携帯電話も買ったし、これで生活セットアップはほぼ完了。クリスマス休暇に入る前に一段落できて本当に良かったです。