いかにも

旅の疲れもとれ食欲も出てきたので、朝食にEnglish Breakfastを頼んでみました。まずいと評判のbaked beansは思ったほどまずくなく意外に食えるなって感じでしたが、すごいのはソーセージ。ナゾにねちょねちょしていて恐ろしい1品。塩とオイルだけで焼いてあるマッシュルームがとても美味しく感じました。
今日は銀行口座を開きにいきました。給料はしばらくの間日本のシティバンクに振り込んでもらうことになっていて、8月分は無事振り込まれていたにも関わらず、9月分を振り込もうとしたら出来なかったのですぐ口座を開いてくれと経理課から言われたのです。そんなおかしな話ってあるかい？と思いつつも、とにかくすぐ口座を開かねばなりません。
イギリスで口座を開くには住所の証明が必要です。しかし、私はいま住所がありません。
ただでさえ開くのに苦労するといわれているイギリスの銀行口座。住所不定の外国人が銀行口座なんて開けるのかい？と思いつつ、窓口に行き聞いてみると、大学からreference letterを書いてもらうことでなんとかなるそうです。さっそくPaulに私の事情を説明したreference letterを書いてもらい持って行くと、「現在の宿や生年月日、給与などなど、これら全ての情報が書かれたletterでないといけません」と必要項目のリストを渡され、すごすご戻ります。
Paulも「それなら最初から言ってくれればいいのにね」と言いつつletterを書き直してくれ、再度銀行へ行くと「学内の宿に泊まっているとありますが、その建物名まで書いていないといけません」と再度つき返されます。「contact addressとして研究室の住所が書いてあるのに？」とごねてみても聞きいれてもらえず、またすごすご戻ります。結局今週中に口座を開くことはできませんでした。
困ったなあと思いつつ、ネットが使えるようになってシティバンクの口座をチェックしてみたら…ふつーに9月分の給料振り込まれているじゃん。経理係、どういうこと？
さすがというか、いかにもというか。こういうイギリスらしさにはすでに免疫ができてるおかげで、今のところいらいらせずに笑ってます。