Middle of nowhere

iwayou2010-11-01

約半年の日本生活ののち、またイギリスにやってきました。日本にいる間は一回も!更新しなかった…。けど最近意外な方々から見てるよ、と言っていただくことが何回かあったので、これを機にまたくだらないことを書いてみようと思います。
今回はイギリスには3月頭までの約4カ月滞在します。その間に南アとアメリカの野外調査にも行く予定です。日本帰国中、イギリスで春まで住んでいた部屋を私とちょうど入れ違いで短期滞在していたポスドクに貸していたので、また同じ家・同じハウスメイトです。というわけで引っ越しはとっても楽ちん、ガレージに置いて行った荷物を整理するだけ、半日で生活環境が整いました。
最初の週末は、同じグループのRominaがディナーに招待してくれ、ポルトガル料理をごちそうになりました。ポルトワインをがぶがぶいれて煮込んでいてさすが。話題は学校教育の崩壊などなど…どこの国も同じのようです。
月曜日にはグループミーティング。新しいPhDとマスターの学生も加わり初のグループミーティングだったのだけれど、ボスがいきなりの衝撃発言。大学を移動することが決定!!私はどこかに移ろうとしていたのは知っていたし、移動は早くてイースター後なので関係ないし、来年度はそんなに長期間英国滞在しないつもりだし、また違う大学がみれて楽しいかも、くらいな感覚。新しいラボは、研究環境としては海洋生物をやるにはここよりずっと良いらしい。でも大学のある町はとっても"middle of nowhere"だそうです。Google mapで見てみたが、うーん、ほんとにmiddle of nowhere…。新しくきたばかりの学生達は「No life…it will be INTERESTING!!」「ロンドンだからこの大学選んだのに…」とかなりショックを受けていた様子。そりゃそうだ。ボスの「新しい学部には建物内にいいコーヒーショップもあるよ♪」という売り文句に、「俺はtea drinkerなんだよ!」と愚痴ってたのがいかにもイギリス人らしい。
写真はすっかり黄葉した庭の木。秋晴れ(寒い)。