蕎麦屋の出前か

イギリスの大学の担当人事が夏休みになってしまい、代わりの人事課の方に労働許可証の申請はどうなってますか?と確認をお願いしていたのですが、「○○が申請しました。まだ発行されていないので出たらすぐお知らせします。」とけっこうすぐに連絡が来ました。とりあえずほっ。しかし、「こちらもスケジュールを考えたいので、いつ発行されるかの参考にするため、いつ申請したのかを教えてください」とメールしても、言葉を濁して教えてくれない…。それに申請してくれた○○さんて、もともとの担当者じゃないんですけど?
「問い合わせメールを見て代わりの人があわてて申請したのでは?担当人事、書類をそろえてから2週間もあったのに夏休みに入る前に申請していかなかったな。」と嫌な予感がよぎります。
向こうの先生に別件メールを送るときに、冗談半分愚痴半分で「蕎麦屋の出前(もといピザ屋の出前)か?いま出ましたって言って初めて動きだすんじゃないのー?あはは」なんて言っていたら、事務に聞いてくれました。
…やっぱり蕎麦屋の出前。いやいや、日本の蕎麦屋ははるかに優秀です。「まだ1ヶ月くらいかかるかも…」って、やっぱりいま申請したんだね!うわー。そもそも向こうが書類を無くして再発行してもらうことになってすでにかなり遅れているというのに、なお2週間放置するってどんな神経だ。ていうか休暇中の代理の人になって初めて仕事が進んだよ?
日本人ってやっぱりすっごくまじめなんだ!と思います。イギリスは先進国だしちゃんとしていると思われがちですが、日本ではあたりまえにスムーズに進むこともなかなか進まないことが多々あるようです。地球の暮らし方イギリス編を見てみても「忍耐が必要です」とか書いてあるよ。ええ、まだ日本にいるのに身にしみてわかりました。私の担当人事はイギリス人の中でも極めてひどいと思いますが(と思いたい)。
日本でのポストにも限りがあるし遅れつづけては困る、と向こうの先生が事務と交渉してくれ、ともかく契約手続きを先に進めてくれることになりました。ありがたや〜。研究者はいたってまともなのにね。(しかしその結果8月頃はビザが間に合わず「日本在住のイギリスの大学のポスドク」というナゾの立場になるかも…。)
ってことで雇用契約に関する書類をいそいで作り、代理担当者にメールしたら、・・・「今日から3週間休暇に入りまーす」って自動返信メールが!
またかよ!ていうかこんなネタいらないっす。